高値おぼえ 安値おぼえ

株価でも為替でもそうですが「高値おぼえ 安値おぼえ」は損の元といいます。

過去の高値や安値は今後の相場の動向を判断するために役立ちますが、過去にこの値段だったからそのうちその値に戻るとか、過去はこんなに安かったのだからこれ以上値は上がらないだろうというのは、何の根拠も無い単なる希望的観測です。

近年で言えば、例えば2008年9月に米リーマン・ブラザーズが破綻する直前までは、日経平均は1万2000円付近でした。
1万円を割れることは無いと言われていた日経平均は僅か1ヵ月後に約半値の6000円台をつけます。

同時に為替もその約1年前までは1ドル120円で、多くの人が100円を割れる事はありえないと口を揃えて言いましたが、リーマン破綻の翌月には90円90銭、12月には90円もあっさり割れて87円台まで下落しました。

相場に絶対はありません。「100年に1度の金融危機」などと言われますが、今の水準が今後10年続く可能性だってゼロではないのです。
どんな相場の動きでも先入観無しに対応出来るように頭の中を常に柔軟にしておきたいものですね。

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